『EVE burst error A』についての正確な寸評。
と言っても、要は思い出補正の強い私のような懐古ファンでは、正しく評価として機能しないのだから、それは、まあ無理なのだけれど。
しかしぐぐっても全く出て来ず、売れてるのかすら解らないこの18禁版の評価を、こっそりここで自分なりにしたいと思う。
■システム
先ず、足回り。
PC98版とSS版の思い出との比較なので、当たり前っちゃあ当たり前なのだろうが、アホみたいに利便性豊かに進化しており驚いた。
特にクイックセーブのストック数と、テキストログから遡る事が出来る「ジャンプ」機能は特筆に値する。
「ジャンプ」は言うなればオートセーブのようなものなのだが、一時的セーブの扱いでもあり、私のように長時間プレイしかつこまめセーブを忘れてしまう人間にとって、これほどフットワーク軽く使い易いものは無い。超便利。
※と思ってたけど、遡れるログには限界ありました。もうちっと遡れたら神だったんだが。。。
総当りが常だった時代の作品だが、現代アプローチなシステム上、格段にスムージーなプレイが出来る点は望ましい改変であり、かなり高評価なのだが、しかしそれでも一体何の為にそうするのか全く解らない移動やコマンドなど、微笑ましくはあるものの、そう言った無駄な操作は、快適になったからこそ逆に浮き彫りなるノイズでもあった。
行き先や視点切り替えポイントでのヒント機能は、楽過ぎるきらいはあるものの、ただでさえコマンドが煩わしかったりする事を踏まえると、プレイする上ではバランス良く配置されているように思う。
売りの1つだと言うAEアニメーション。
Hシーンで動いたりはしない。
■シナリオ
正直、プレイ中これが最も厄介なノイズだったのだが、テキストが統一化されていない部分がある。
例えばこんな感じ。
これは一旦話した内容を、再度報告し新たに考察する場面ではあるものの、辻褄が合わないとまでは言わないが、釈然としない対話になっている。
最早オリジナルや他のリメイク作品で、その辺りがどうだったのか思い出せないし検証も面倒なのでしないが、リメイクに当たってこの辺の整合性と言うか帳尻合わせ的なポイントに努めて欲しかった感はある。
ただ上記した点は、シナリオ上のものであるもののシステムにカテゴライズされる項目でもあり、極端な話シナリオの全体像や評価そのものが狂う類のレベルではない。重箱の隅的な。
■CG
多分、恐らくこのリメイクで一番の話題であり、最重要な意義に近い「追加新規CG」に関して。
思ったより豊富。いやかなりの枚数がある。
てっきり申し訳程度、度重なるリメイクに流石に食傷気味なファンを喰い付かせる話題性重視な数枚程度だろうと高を括っていただけに、驚いた。
画質と言うか画力と言うか時間の差が結構感じられる新規CGではあるものの、プレイ中にそれほど新旧の差異を感じる部分は無かった。
それだけに残念でもある。
まあこれはこのAがRのオマケに過ぎないと言う点を差し引いても、やはり元来18禁作品であるのだから、ユーザーは僅かながら期待してもいい筈だ。
どうせならエロも追加して欲しかった。
つまりエロCGの新作は無い。
強いて言えば、描き下ろし店舗特典にヒロイン3人のヌードが描かれている程度。
これは一般版であれば何のマイナスにもならないが、アダルト版であるこのAでは、当然期待された要素として落胆の2文字は免れない。
そしてもう1点、評価に関するノイジーな箇所がある。
それは背景CGなのだが、百聞は一見にしかず。先ず以下の画像を見てもらいたい。
イベントシーンではなく通常画面としての背景なのだが、場所によりクオリティの落差がかなりある。
そして特に図書館が顕著なのだが、アイレベル(地平線?)が総じてやや右下がりに斜めになっていて、違和感を感じる。
内調本部ビルの渡り廊下も何であんな按配な訳?夜間のCGだと直されてるしw
残念ながらこのレベルは細かい指摘だとはとても言えない。
誰もが一見で察知するであろうこの雑い背景は、態々リメイクしておいての作品としては、なんとも締りが悪く写る。
■ヴォイス
ごく個人的な極論すれば声優はRのままが良かった訳で。田中敦子氏に高乃麗氏ですよ。
特に高乃氏についてはエロいの一発期待したかったのだが、当たり前に声優は総入れ替えで、田中氏のようにエロの無いキャラも交代。
色んな声優に仕事が回るのは良い事だし、何より嬉しい誤算だったのは、18禁とは言え有能なヴォイスアクターを使っている所。
例えば上述した高乃氏がRで演じていたシリアと言うエロ有りのキャラだが、A版の声優:渡辺美佐氏(一条沙希名義)も非常に役に合う声で大変良かった。
えろい。。。
そして、このゲームの特性でもあり、最も気になっていた法条まりなのHシーン。
やはり声無しであった。
バックログでの比較。(左がまりなエロ、右が声有りエロシーン)
例えば、小次郎の目隠しな髪型は、プレイヤーが感情移入する為の配慮の名残であるし、EVEにおける両主人公の(主人公目線での)ボイスカットもまたそうである。
しかしSS版の時、ボイスカットは既に不評だった記憶があるし、何よりそれが機能的に成功しているかと言うよりも、主人公にだけ声がない環境は違和感と言うだけでなく、統一感の無さでプレイを阻害する類の不満でもある。(個人的にだが)
仮にボイスカットがある事で、逆視点での場合に今度は主役だったキャラはそうでなくなる為ボイスが付き、それは新鮮に写るとして、マルチサイトとしての成功は確かにあるだろう。
だがそれだけである。しかもその要素は殆ど出落ちであり、最初の遭遇時にしか新鮮な感覚は無い。
ましてや、もしゲーム中、互いが何度もエンカウントする内容であったならば、視点が違うとは言え主役を切り替える度に同じシーンを見せられるのは面倒である。が、このEVEでは両雄が鉢合わせするシーンは驚くほど少ないのだ。
まあいいや。
ただ、一般版はまあ百歩譲ってそれで良かったとしよう。個人的には不満だが。
しかしこれはA、アダルト18禁である。
そして法条まりなのHシーンは、まりな視点でしか存在しない。声無しだ。何それ。意味解んない。
いやいや通常シーンで声無しなのだから、アダルトなシーンだけ声有りだと確かに違和感しかないだろう。
じゃあ、回想でだけ声付ければいいじゃん。
何故、それをしないのか。
例えば柴田茜と言うキャラのHシーンがある。
これはまりな視点で、謎の女が謎の男に和姦されている所をクローゼットの中から目撃すると言うシーンだが、謎の女=柴田茜と謎の男には声が無い。
この時点では、まりなは2人と面識が無いがプレイヤーは小次郎視点を通して知っている為、声バレを防ぐ為のボイスカットである。
ただ、正直これが初プレイだったとしても、顔見えてるし態々ボイスカットする訳だからどう考えても主要キャラ以外あり得ないし、むしろバレる方のギミックとしてしか機能しないと思う。気持ちは解るが。
でも、シーン回想では声有りである。(左がゲーム中、右がシーン回想)
え、じゃあ何でまりなは声無し?
そもシーン回想が神の視点なんだからここでエロボイス解禁してても、何の損も無ぇーだろーがよ!何かムカついてきたw
つか絶対回想では声有るもんだと思ってたからね。楽しみにしてたからね。二重に裏切られた気分ですわ。
ここは個人的にマイナス凄い。
■リメイク総評
新規CGとか足回りとか嬉しい要素は確かにあった。
これまでの意味不明なリメイクよりは、遥かに意義も意味もあったと思う。
それでもシーン追加は出来たと思う訳で。
全Hシーン。(エロ無しもある)
少ない。
いままで散々リメイクしまくってきて、そろそろ追加しろや。
俺ァァァ全んんんんんんnnn部買ぉとんねんバカ野郎ぉぉええ!!
特に香川女史やアクアのエロは拝見仕りたく候に御座った。
いや欲を言えば松乃ちゃん寝取りルートも欲しかったし、デブ取り巻きお姉ちゃんズのサービスも見たかった。
つーかそもそもHシーン自体全然足りんし、弥生のNTRもがっつりかましてくれや!無印YU-NOの亜由美さんくらいに!あれでも足らんけどな!アニメは良かった!
PC98亜由美NTR。シーン自体は短い。。。
アニメ亜由美NTR。アクメたまらんけどやっぱ短い。
まあでも、追加シーンを考えると過去ヴォイスの使い回しだけでは足りなくなる=金掛かるから、今回も無理。と言った想像は付く。
上記したがこの18禁版は一般版のオマケみたいなポジションだと思うだけに、仕方無いのかも知れない。
極論すればリリースされただけで御の字だ。
すこぶる甘い評価ではあるものの、これを以って18禁版の総評としたい。
・EVE burst error R
http://eve.el-dia.net/eve_a/eve_a.html
・EVE burst error - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/EVE_burst_error
しかしぐぐっても全く出て来ず、売れてるのかすら解らないこの18禁版の評価を、こっそりここで自分なりにしたいと思う。
■システム
先ず、足回り。
PC98版とSS版の思い出との比較なので、当たり前っちゃあ当たり前なのだろうが、アホみたいに利便性豊かに進化しており驚いた。
特にクイックセーブのストック数と、テキストログから遡る事が出来る「ジャンプ」機能は特筆に値する。
「ジャンプ」は言うなればオートセーブのようなものなのだが、一時的セーブの扱いでもあり、私のように長時間プレイしかつこまめセーブを忘れてしまう人間にとって、これほどフットワーク軽く使い易いものは無い。超便利。
※と思ってたけど、遡れるログには限界ありました。もうちっと遡れたら神だったんだが。。。
総当りが常だった時代の作品だが、現代アプローチなシステム上、格段にスムージーなプレイが出来る点は望ましい改変であり、かなり高評価なのだが、しかしそれでも一体何の為にそうするのか全く解らない移動やコマンドなど、微笑ましくはあるものの、そう言った無駄な操作は、快適になったからこそ逆に浮き彫りなるノイズでもあった。
行き先や視点切り替えポイントでのヒント機能は、楽過ぎるきらいはあるものの、ただでさえコマンドが煩わしかったりする事を踏まえると、プレイする上ではバランス良く配置されているように思う。
売りの1つだと言うAEアニメーション。
Hシーンで動いたりはしない。
■シナリオ
正直、プレイ中これが最も厄介なノイズだったのだが、テキストが統一化されていない部分がある。
例えばこんな感じ。
これは一旦話した内容を、再度報告し新たに考察する場面ではあるものの、辻褄が合わないとまでは言わないが、釈然としない対話になっている。
最早オリジナルや他のリメイク作品で、その辺りがどうだったのか思い出せないし検証も面倒なのでしないが、リメイクに当たってこの辺の整合性と言うか帳尻合わせ的なポイントに努めて欲しかった感はある。
ただ上記した点は、シナリオ上のものであるもののシステムにカテゴライズされる項目でもあり、極端な話シナリオの全体像や評価そのものが狂う類のレベルではない。重箱の隅的な。
■CG
多分、恐らくこのリメイクで一番の話題であり、最重要な意義に近い「追加新規CG」に関して。
思ったより豊富。いやかなりの枚数がある。
てっきり申し訳程度、度重なるリメイクに流石に食傷気味なファンを喰い付かせる話題性重視な数枚程度だろうと高を括っていただけに、驚いた。
画質と言うか画力と言うか時間の差が結構感じられる新規CGではあるものの、プレイ中にそれほど新旧の差異を感じる部分は無かった。
それだけに残念でもある。
まあこれはこのAがRのオマケに過ぎないと言う点を差し引いても、やはり元来18禁作品であるのだから、ユーザーは僅かながら期待してもいい筈だ。
どうせならエロも追加して欲しかった。
つまりエロCGの新作は無い。
強いて言えば、描き下ろし店舗特典にヒロイン3人のヌードが描かれている程度。
これは一般版であれば何のマイナスにもならないが、アダルト版であるこのAでは、当然期待された要素として落胆の2文字は免れない。
そしてもう1点、評価に関するノイジーな箇所がある。
それは背景CGなのだが、百聞は一見にしかず。先ず以下の画像を見てもらいたい。
イベントシーンではなく通常画面としての背景なのだが、場所によりクオリティの落差がかなりある。
そして特に図書館が顕著なのだが、アイレベル(地平線?)が総じてやや右下がりに斜めになっていて、違和感を感じる。
内調本部ビルの渡り廊下も何であんな按配な訳?夜間のCGだと直されてるしw
残念ながらこのレベルは細かい指摘だとはとても言えない。
誰もが一見で察知するであろうこの雑い背景は、態々リメイクしておいての作品としては、なんとも締りが悪く写る。
■ヴォイス
ごく個人的な極論すれば声優はRのままが良かった訳で。田中敦子氏に高乃麗氏ですよ。
特に高乃氏についてはエロいの一発期待したかったのだが、当たり前に声優は総入れ替えで、田中氏のようにエロの無いキャラも交代。
色んな声優に仕事が回るのは良い事だし、何より嬉しい誤算だったのは、18禁とは言え有能なヴォイスアクターを使っている所。
例えば上述した高乃氏がRで演じていたシリアと言うエロ有りのキャラだが、A版の声優:渡辺美佐氏(一条沙希名義)も非常に役に合う声で大変良かった。
えろい。。。
そして、このゲームの特性でもあり、最も気になっていた法条まりなのHシーン。
やはり声無しであった。
バックログでの比較。(左がまりなエロ、右が声有りエロシーン)
例えば、小次郎の目隠しな髪型は、プレイヤーが感情移入する為の配慮の名残であるし、EVEにおける両主人公の(主人公目線での)ボイスカットもまたそうである。
しかしSS版の時、ボイスカットは既に不評だった記憶があるし、何よりそれが機能的に成功しているかと言うよりも、主人公にだけ声がない環境は違和感と言うだけでなく、統一感の無さでプレイを阻害する類の不満でもある。(個人的にだが)
仮にボイスカットがある事で、逆視点での場合に今度は主役だったキャラはそうでなくなる為ボイスが付き、それは新鮮に写るとして、マルチサイトとしての成功は確かにあるだろう。
だがそれだけである。しかもその要素は殆ど出落ちであり、最初の遭遇時にしか新鮮な感覚は無い。
ましてや、もしゲーム中、互いが何度もエンカウントする内容であったならば、視点が違うとは言え主役を切り替える度に同じシーンを見せられるのは面倒である。が、このEVEでは両雄が鉢合わせするシーンは驚くほど少ないのだ。
まあいいや。
ただ、一般版はまあ百歩譲ってそれで良かったとしよう。個人的には不満だが。
しかしこれはA、アダルト18禁である。
そして法条まりなのHシーンは、まりな視点でしか存在しない。声無しだ。何それ。意味解んない。
いやいや通常シーンで声無しなのだから、アダルトなシーンだけ声有りだと確かに違和感しかないだろう。
じゃあ、回想でだけ声付ければいいじゃん。
何故、それをしないのか。
例えば柴田茜と言うキャラのHシーンがある。
これはまりな視点で、謎の女が謎の男に和姦されている所をクローゼットの中から目撃すると言うシーンだが、謎の女=柴田茜と謎の男には声が無い。
この時点では、まりなは2人と面識が無いがプレイヤーは小次郎視点を通して知っている為、声バレを防ぐ為のボイスカットである。
ただ、正直これが初プレイだったとしても、顔見えてるし態々ボイスカットする訳だからどう考えても主要キャラ以外あり得ないし、むしろバレる方のギミックとしてしか機能しないと思う。気持ちは解るが。
でも、シーン回想では声有りである。(左がゲーム中、右がシーン回想)
え、じゃあ何でまりなは声無し?
そもシーン回想が神の視点なんだからここでエロボイス解禁してても、何の損も無ぇーだろーがよ!何かムカついてきたw
つか絶対回想では声有るもんだと思ってたからね。楽しみにしてたからね。二重に裏切られた気分ですわ。
ここは個人的にマイナス凄い。
■リメイク総評
新規CGとか足回りとか嬉しい要素は確かにあった。
これまでの意味不明なリメイクよりは、遥かに意義も意味もあったと思う。
それでもシーン追加は出来たと思う訳で。
全Hシーン。(エロ無しもある)
少ない。
いままで散々リメイクしまくってきて、そろそろ追加しろや。
俺ァァァ全んんんんんんnnn部買ぉとんねんバカ野郎ぉぉええ!!
特に香川女史やアクアのエロは拝見仕りたく候に御座った。
いや欲を言えば松乃ちゃん寝取りルートも欲しかったし、デブ取り巻きお姉ちゃんズのサービスも見たかった。
つーかそもそもHシーン自体全然足りんし、弥生のNTRもがっつりかましてくれや!無印YU-NOの亜由美さんくらいに!あれでも足らんけどな!アニメは良かった!
PC98亜由美NTR。シーン自体は短い。。。
アニメ亜由美NTR。アクメたまらんけどやっぱ短い。
まあでも、追加シーンを考えると過去ヴォイスの使い回しだけでは足りなくなる=金掛かるから、今回も無理。と言った想像は付く。
上記したがこの18禁版は一般版のオマケみたいなポジションだと思うだけに、仕方無いのかも知れない。
極論すればリリースされただけで御の字だ。
すこぶる甘い評価ではあるものの、これを以って18禁版の総評としたい。
・EVE burst error R
http://eve.el-dia.net/eve_a/eve_a.html
・EVE burst error - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/EVE_burst_error