RPGツクールVXAceにおけるイベントシーン回想の研究もどき
■我侭ですまんね。
いやむしろ教えて欲しい下さいくれろと言うのが、このテーマ最大のテーゼ。
レゾンデートルと言っても過言では無い。
流石RPGと銘打ってあるだけの名門シリーズ。
当たり前なのだが、それ以外へ用途に対してはとんと無頓着であり、公式はガン無視出来る体制にある。
ところがである。
確かにこのRPGツクール、RPGを作る事に関しての手の行き届き様は、至れり尽くせり踏んだり蹴ったり泣きっ面に蜂レベルのお客様第一主義。
格安でホテルを予約しただけなのに、食事や着替え送迎タクシーに各種娯楽メイドさんまで付いて全自動サービス、風呂トイレでの後始末から、夜伽の項目まである。
が、遊びは一切無い。コース内ならば王様気分を味わえるものの、1ミリでもルールから外れようなら丸裸である。
RPG製作を楽しむ分にはそれでいいと言うより何の文句も無いのだが、そうは問屋が卸さないのが、ニーズと言うもの。
これまで私がRPGツクール作品をいくつか遊んだ結果、非常に繊細かつ重要で巨大、必須にして未だ解決されない問題がある。
それが記事タイトルなのだが、ここをスムーズにクリア出来ている作品を私は知らない。
■うどん屋でハンバーグを食べたい。
要はRPGで、ADV仕様を活用したい訳である。
無論の事、これはジャンルをほぼ無視した願望であるし、そもRPGツクールに求めていい要素では無い。
うどんを作る材料を揃えておいて、さあハンバーグを作ろうと言うのだ、もう何か意味不明だよ。
しかしそれが、特に昨今のゲーム事情、そして作り手や顧客のニーズとして、決して無視出来ないテーマなのである。
元々、例えばRPGの元祖TRPGやウィザードリィ、いやもちっと進んでドラクエとか、そこら辺の所謂ロープレにまだ誰もADV要素を求めた人はいなかっただろうし、明確にジャンルがカテゴライズされていた時代でもある。
いや実際には全部が明確であった訳でなく、ハイブリッドな作品も多々あったのだが、そr
■前置きなんか、どーでもいいか。
兎に角、現在ではRPGと言えどADV要素は必須であり、余程硬派なゲーマーでもない限り、むしろそれが無い方が邪道と揶揄されかねない。
=昔のイベント(会話)シーン=
ファイナルファンタジーVI
http://www.jp.square-enix.com/archive/ff6/
ドラゴンクエストVI 幻の大地
http://www.jp.square-enix.com/archive/dq6/
http://dengekionline.com/elem/000/000/215/215643/
真・女神転生
http://www.jp.playstation.com/software/title/jp0005npjj00410_000000000000000001.html
MOTHER2 ギーグの逆襲
https://www.nintendo.co.jp/n02/shvc/mb/index.html
http://dengekionline.com/elem/000/000/900/900352/
=今の会話・イベントシーン=
GOD WARS ~時をこえて~
http://www.god-wars.com/
http://www.4gamer.net/games/323/G032370/20170512080/
オメガラビリンスZ
https://www.d3p.co.jp/omegalabyrinth_z/
http://www.4gamer.net/games/373/G037334/20170427023/
不思議の幻想郷TOD -RELOADED-
https://www.aquastyle.org/fusgigen_tod/
http://www.4gamer.net/games/355/G035518/20170428045/
うたわれるもの 二人の白皇
http://aquaplus.jp/uta/oro/
http://www.4gamer.net/games/326/G032606/20160630098/
※つか最近のRPGはADVどころか3D要素が多くて比較画像に難儀した。
紙芝居なADV要素自体もう古いんやねぇ。ほとんどムービーですわ。
故に、市販は勿論、同人やフリーウェアでのRPGでそのADV要素は不可欠で、更には18禁などのADVでしかおおよそ勤まらないイベントシーンは、特に回想で、そしてRPGツクールで難航する。
そもRPGツクールでADV仕様な画面を作成する事は困難では無い。
それはRPGと言えどある程度の表現的自由性を作り手に提供しているからだ。即ち、上述した例も含め最早その表現が無くては製作側顧客側双方で満足に至らない訳なのだ。
まあ、そこまで断言しないにしても、兎にも角にも、重要なのはイベントシーンの回想である。
■イベントシーン回想スタイル
例えば、RPGツクールの実質ライバルと言っていい、フリーの味方『WolfEditor』では、カスタマイズ性の高さによりADVは可能と言ったレベルを超え、シューティングやアクションすら作成出来る。
回想に至っても自作が楽勝な上、コモンと言うマクロなシステムにより、精度の高いギミックを簡単に利用出来る、と言うかやろうとすれば全部改造出来る。
かくて、てっきりRPGツクールでもサクっとADVかませると思ってた私は、既存のゲームを改造しようとした際、VXAceを開いて絶望したのであった。
現状だと、どうしようもないね。
クリッカブルマップとかあるもんだと思ってた。楽なのに。
・移動でイベントにアタック
主人公を移動させ、各イベント対象のキャラもしくはオブジェクトと会話でシーンへ移行。
ザッツ・リトル・ワールド
http://www.doujin-3aries.sakura.ne.jp/aries-mizuki/
Datch Roll City
http://hstock.x.fc2.com/
クローネのヤリまくり魔女修行
http://b.dlsite.net/RG13046/
評価:
比較的この回想スタイルが多いが、正直めんどい。
シーンが多ければ多いほど、いちいち移動を挟む事になるし、どれがどのシーンなのかルックで解り辛い、キャラの距離など問題点が多い。
セーブデータと併用もありだが、キャラ移動するかリロード工程を挟むかの違いでしかない。
・アイテム
アイテム使用でイベントシーンへ以降する。
AXE MAN SAGA -諸国漫遊中出し旅-
http://hotkari.x.fc2.com/index.html
評価:
現状で一番シンプル。
ルック面での問題は残るものの、テキストやタイトルで説明も出来るし、選択肢を挟めばよりADV化出来る。
自作や改造する際、どちらも試した所、圧倒的にアイテムが楽。
もし他に、楽そうなのありましたら、気楽にコメ下さい。
■MVだとクソ解決
そういえばMVなんてものが出てたなあーつって、ぐぐった所。
・GitHub - rinne-grid/tkoolmv_plugin_RecollectionMode:
RPGツクールMVプラグインです。アドベンチャーゲーム等でよく見られる「シーン回想」や「CG閲覧」といった いわゆる「回想モード」機能を追加します。
https://github.com/rinne-grid/tkoolmv_plugin_RecollectionMode
すでででででででにATTA。
くっそープラグインとかかましてんのか。知らんやった。
パッケ版でも買おうかなー。